- 婚約指輪は必要なのか?
- できれば結婚の費用は抑えたい
- 彼女に「いらない」と言われたけど…本当に無しでもいいのか?
この記事ではプロポーズを予定されている男性のこうした悩みにお応えします。
婚約指輪は必要か?
まず結論から言うと、婚約指輪は必須ではありません。
ただ、できることなら婚約指輪はプロポーズの時にプレゼントされることをおすすめします。
その一番の理由は、女性が「プロポーズされた!」と言うと、ご家族やお友達から「婚約指輪は?」と聞かれる(思われる)から、です。
どうしても一般的に「プロポーズ=婚約指輪」というイメージがあるため、周りの人も悪気なく質問するケースも少なくありません。
※婚約指輪をもらわず、あとで後悔した女性の一番の理由はこれです。
最近では、10万円前後の婚約指輪や、プロポーズ専用リング(1〜3万円)のみプレゼントされる方も増えていますので、あくまでも無理のない範囲でご検討ください。
約10%の人が20万円未満の婚約指輪を購入
以前は婚約指輪の相場は給料3ヶ月分という時代もありましたが、現在は給料1ヶ月分が相場と言われています。
ただこうした相場は、ブライダル業界が婚約指輪の販売促進のためにアピールしている価格の目安に過ぎません。
実は市場傾向の調査結果によると、全体の約10%が20万円未満の婚約指輪を購入していることがわかっています。
※データ参照元:ゼクシィ結婚トレンド調査2023
あくまで婚約指輪はお二人の婚約の記念品ですので高額なものを選ぶ必要はありません。
なお3万円以内に抑えたいという方にはプロポーズリング(1〜3万円)という方法もあります。
プロポーズリングについては、このページの下部にある「プロポーズリングとは」ブロック、またはこちらの記事で詳しく解説していますのでご確認ください。
婚約指輪を買わない割合
では結婚したご夫婦で、婚約指輪を買わなかった人の割合を確認しましょう。
まず婚約指輪に限らず婚約記念品がなかった」という人の割合は全体の25%でした。
さらに「婚約記念品があった」という人の中で婚約指輪をもらった人の割合は88.1%。
つまり、婚約指輪のプレゼントが「なかった」というご夫婦は全体の約27%となります。
現在も多くのカップル・ご夫婦が婚約記念品として婚約指輪をプレゼントしていることがわかります。
※画像引用元:ブライダルジュエリーVEILサイト
※データ参照元:リクルートブライダル総研
「婚約指輪はいらない」と言って後悔した女性の本音
もちろん上記の調査結果「婚約指輪なし」のご夫婦の中には、女性が「婚約指輪はいらない」と言ったケースも含まれます。
ただ「婚約指輪はいらない」と言った女性の中にも「後で後悔した」という方も多く見られます。
両親や友達に「プロポーズされたよ」と言うと「婚約指輪は?」と聞かれたのが辛かった(30代女性)
お金がもったいないので「彼に婚約指輪はいらない」と言ったけど、母から嫌味を言われました(30代女性)
「婚約した」と言うと、友だちがみんな左手の薬指を見るのが気まずかった。安くてもいいから婚約指輪はもらっておけばよかった。(20代女性)
結婚したらもうダイヤの指輪なんて買えない!婚約指輪をもらわなかったのは失敗でした。。(20代女性)
このように「婚約指輪はいらない」と言った女性の中にも後悔する声が多数見られるため、高価なものでなくてもプレゼントするのが無難かもしれません。
婚約指輪なしのメリット・デメリット
では婚約指輪なしのメリットとデメリットをリストアップしておきます。
- 結婚費用が削減できる(他の結婚費用や生活費にまわせる)
- 婚約指輪選びに悩まなくて済む
- 結婚したらあまり使わないので問題なし
- 家族や友人から「婚約指輪は?」と聞かれて面倒
- 思い出の品として残らない
- プロポーズ時に彼女にがっかりされることがある
婚約指輪なしの離婚率は?
ちなみに「婚約指輪なし」が離婚率に影響するのか?についても調査データがあるのでご紹介しておきます。
結論としては、「婚約指輪なし」の場合、「婚約指輪あり」よりも離婚率が15%ほど高くなっています。
結婚経験のある20代〜60代を対象にした夫婦関係調査によると、既婚者(離婚していない人)で「婚約指輪あり」と回答した人は66.8%。
これに対し、離婚者だ「婚約指輪あり」と回答した人は52.1%という結果です。
※データ参照元: 夫婦関係調査2015
また結婚後の満足度についても、「婚約指輪あり」の場合「満足している」と回答した人の68.3%。
これに対し「婚約指輪なし」の場合「満足している」と回答した人は51.2%と、離婚率と同様の結果が出ています。
※データ参照元:夫婦関係調査2021
婚約指輪があれば離婚率が減るというものでもないと思いますが、なかなか興味深いデータです。
婚約指輪の代わりになるプレゼントは?
婚約指輪はプレゼントとした方が無難である理由はご理解いただけたかと思います。
とは言え、金銭的にあまり余裕がない場合に、無理してまで高額な婚約指輪を購入することはおすすめできません。
そこで、プロポーズ時に婚約指輪の代わりのプレゼントとしておすすめなのがプロポーズリングです。
プロポーズリングとは
実は、最近では婚約指輪の代わりにプロポーズリングをプレゼントする男性も急増しています。
プロポーズリングとは婚約指輪の代替品で、指輪ケースとダイヤ風人工石の指輪をプロポーズ専用に販売されているものです。
価格は1〜3万円ほどですが、見た目は本物の婚約指輪と見分けが付かないものもあり、婚約指輪の代わりにプレゼントする男性も増えています。
これなら彼女が「婚約したよ!」とご家族やお友達に伝えた時、指につけた指輪を堂々と見せることができます!
婚約指輪の代わりに花束をプレゼントしたり、ホテルやレストランを予約する方もおられますが、それでも3万円ほどかかるでしょう。
それよりは、婚約の記念品としていつまでもカタチに残るプロポーズリングをプレゼントする方が、喜ばれるかもしれません。
「婚約指輪は出世払い」ということで、少しお金に余裕が出てから本物をプレゼントするのもありです。
おすすめのプロポーズリング
なお、婚約指輪の代わりにプロポーズリングをプレゼントする場合は、見た目が本物のダイヤリングに近いものをお選びください。
あまり安価なプロポーズリングは、手元で見ると少しチープなものや、壊れやすいもの、指輪ケースが付いていないものもありますので、できれば3万円前後のものが安心です。
特にKELLCH(ケルヒ)というブランドのプロポーズリングは、作りもしっかりしており、また見た目も本物と見分けがつかないほど精巧ですのでおすすめです。
選べるプロポーズリング
高級感のあるリングケース
婚約・結婚指輪を専門とする日本の指輪工房KELLCH(ケルヒ)。
高級感を求める方におすすめのプロポーズリングです
プロポーズリングは3種類(2万円台~3万円台)からお好みのものを選べます。
指輪の品質は高く素人目には気づかない仕上がりで、またリングケースも本物のダイヤと同様のものが付属しています。
オンラインショップで簡単に購入でき、注文から1週間ほどでお手元に届きます。
その他、おすすめのプロポーズリングについてはこちらの記事でも紹介していますのでご確認ください。
【まとめ】婚約指輪は必要ではないが、できればあった方が良い
結婚には費用がかかるため無理してまで婚約指輪をプレゼントする必要はありません。
ただし、婚約指輪の有無で彼女の満足度や離婚率に15%ほど影響するという調査結果もあるため軽視できないのも事実。
また「婚約指輪はいらない」という女性でも、ご家族やお友達から「婚約指輪は?」と聞かれて、あとで後悔するケースも多く見られます。
最近では20万円未満の婚約指輪を購入する人が全体の約10%もおられるため、昔ほどハードルは高くありません。
また婚約指輪の代わりにプロポーズリング(1〜3万円)をプレゼントするという方法もあります。
今は選択肢もいろいろありますので、無理のない範囲でお二人に合った方法をお選びください。